富士山奮闘記
先週の日曜日に富士山に登ってから
この一週間は、なんか燃え尽きてました。。。
というか筋肉痛が治らず仕事から帰ったら即効寝てました。
改めておっさんなんだと思い知らされましたよ（＾＾；
さて富士山に登ったわけですが、それはもう大変でした。
計画としては日曜日の早朝５時に登山を開始するはずだったのですが
そこでまず躓きましたよ。
登るルートは「須走口」を予定していたのですが
最近の富士登山ブームのせいか（僕もその一人ですが。。。）
車を駐車するところが一杯で入れませんでした。
須走口は５合目までマイカーで行くことができます。
（ふじあざみライン）
お盆の期間は通行止めになっておりバスに乗って
５合目までむかうのですが、先週の日曜日は通行止めが解除に
なっているため、「普通に車で行けるだろう」とタカをくくっていたのが
間違いでした。
土曜日の夜１１時位に須走の５合目に着いたのですが
そこは路上駐車列が上からかなり下の方まで
連なっていたのです。
車がすれ違うのもやっとというほど車が道路にあふれていましたよ。
流石にこれは無理だということで下の駐車場に車をとめて
バスで五合目へ向かうことにしました。
只、バスの始発は朝７：３０だったため、登山を開始したのは
結局８：３０からとなりました。
ここから全ての予定が狂い始めていったのです。
おっさんの頑張りが知りたいかたは
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須走口５合目の写真です。
頂上付近は雲がかかってましたが、この日は天気もよく絶好の登山日和でした。
須走ルートは他のルートと違い、森の道を抜けるルートなので
始めは気持ち良い登山道を行くことができます。
（このルートを選んだ理由です）
６合目付近までは緑も多く、坂の勾配もそれほどきつくないため
なんとか行けそうな気がしてましたが、それが気のせいだと気づくのは
７合目からでした。
ある程度覚悟はしていたのですが、７合目の時点でなんと
高山病にかかってしまいました。。。
汚い顔を、お見せすることはできませんが、もう顔に元気がありません。
酸素缶を持っていっていたのですが、まったく効きませんでしたね。
頭痛薬はそこそこ効いたのですが、それでも気休め程度でした。
実はここで本当に辛かったため、一緒に登っていた奥さんに
「もう止める」宣言をしていたのです。
只、奥さんはまだ元気があり、８合目までは登りたいとのことだったので
僕は先に降りることにしようとしていました。
しかしここで心の葛藤が始ります。
①富士山に登るのにかなり前から準備をしていたのにこんな形で終わっていいのか？
②有休まで取って登っているのに、このまま帰ってから会社の人になんて言うんだ？
③奥さんは登るのに男のくせに恥ずかしくないのか？
④このまま帰って本当に後悔しないのか？
⑤本当にお前の限界はそこまでか？
なんか大げさなことを言ってると思うかもしれませんが
高山病でフラフラのぼくは相当悩みましたよ。
そして最後に出した結論は
「行けるところまで行こう」でした。
そこから８合目までは「やればできる！やればできる！」と
心のなかで呟きながら必死で登って行きました。
富士山を余裕で登った人は笑ってしまうかもしれませんが
本当に決死の覚悟だったんですよ。
必死で登っている私（嫁撮影）
そして８合目に着いたところから急に変なテンションになりました。
相変わらず頭は痛いのですが、なんかハイテンションというか
「頂上まで登りたい！」と強く思うようになったのです。
クライマーズハイなのか、富士山の雄大な景色に感動したせいかは
解りませんが登り切ることを決意しました。
富士山から見える景色は本当に素晴らしいものでした。
これは写真や映像では絶対伝わらない感動があります。
登ってる途中で影富士も見れました。
富士山からみる夕焼けも感動的でした。
そしてやっと山頂に到着です。
達成感と疲労感でなんともいえない気持ちになりましたが
登って本当に良かった。
諦めなくて良かったと思いましたよ。
ここから地獄の下りが待っており本当に大変だったのですが
振り返ってみれば辛いのも良い思い出だなと思えます。
ここまで読んでそんなに辛いなら登りたくないと思うかもしれませんが
少しでも興味を持たれたのなら「登ってみてください」
きっと感動しますよ。
ここでちょっとだけアドバイスを。
僕は日帰りで富士登山を計画したのですが
初心者にはおススメ出来ません。
体力に自信のある方ならよいですが
ぜひ山小屋に泊まることを勧めます。
ご来光を見ることも出来ますし、なにより体力的に
休むことが出来るので絶対楽だと思います。
僕はフラフラになりながら登ったのと
出発の時間が遅れてしまったため
頂上の到着が遅れました。
下りが夜になってしまってかなり怖かったです。
（体力的にも辛かったです。本当は下りは楽なはずですが。。。）
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この一週間は、なんか燃え尽きてました。。。
というか筋肉痛が治らず仕事から帰ったら即効寝てました。
改めておっさんなんだと思い知らされましたよ（＾＾；
さて富士山に登ったわけですが、それはもう大変でした。
計画としては日曜日の早朝５時に登山を開始するはずだったのですが
そこでまず躓きましたよ。
登るルートは「須走口」を予定していたのですが
最近の富士登山ブームのせいか（僕もその一人ですが。。。）
車を駐車するところが一杯で入れませんでした。
須走口は５合目までマイカーで行くことができます。
（ふじあざみライン）
お盆の期間は通行止めになっておりバスに乗って
５合目までむかうのですが、先週の日曜日は通行止めが解除に
なっているため、「普通に車で行けるだろう」とタカをくくっていたのが
間違いでした。
土曜日の夜１１時位に須走の５合目に着いたのですが
そこは路上駐車列が上からかなり下の方まで
連なっていたのです。
車がすれ違うのもやっとというほど車が道路にあふれていましたよ。
流石にこれは無理だということで下の駐車場に車をとめて
バスで五合目へ向かうことにしました。
只、バスの始発は朝７：３０だったため、登山を開始したのは
結局８：３０からとなりました。
ここから全ての予定が狂い始めていったのです。
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須走口５合目の写真です。
頂上付近は雲がかかってましたが、この日は天気もよく絶好の登山日和でした。
須走ルートは他のルートと違い、森の道を抜けるルートなので
始めは気持ち良い登山道を行くことができます。
（このルートを選んだ理由です）
６合目付近までは緑も多く、坂の勾配もそれほどきつくないため
なんとか行けそうな気がしてましたが、それが気のせいだと気づくのは
７合目からでした。
ある程度覚悟はしていたのですが、７合目の時点でなんと
高山病にかかってしまいました。。。
汚い顔を、お見せすることはできませんが、もう顔に元気がありません。
酸素缶を持っていっていたのですが、まったく効きませんでしたね。
頭痛薬はそこそこ効いたのですが、それでも気休め程度でした。
実はここで本当に辛かったため、一緒に登っていた奥さんに
「もう止める」宣言をしていたのです。
只、奥さんはまだ元気があり、８合目までは登りたいとのことだったので
僕は先に降りることにしようとしていました。
しかしここで心の葛藤が始ります。
①富士山に登るのにかなり前から準備をしていたのにこんな形で終わっていいのか？
②有休まで取って登っているのに、このまま帰ってから会社の人になんて言うんだ？
③奥さんは登るのに男のくせに恥ずかしくないのか？
④このまま帰って本当に後悔しないのか？
⑤本当にお前の限界はそこまでか？
なんか大げさなことを言ってると思うかもしれませんが
高山病でフラフラのぼくは相当悩みましたよ。
そして最後に出した結論は
「行けるところまで行こう」でした。
そこから８合目までは「やればできる！やればできる！」と
心のなかで呟きながら必死で登って行きました。
富士山を余裕で登った人は笑ってしまうかもしれませんが
本当に決死の覚悟だったんですよ。
必死で登っている私（嫁撮影）
そして８合目に着いたところから急に変なテンションになりました。
相変わらず頭は痛いのですが、なんかハイテンションというか
「頂上まで登りたい！」と強く思うようになったのです。
クライマーズハイなのか、富士山の雄大な景色に感動したせいかは
解りませんが登り切ることを決意しました。
富士山から見える景色は本当に素晴らしいものでした。
これは写真や映像では絶対伝わらない感動があります。
登ってる途中で影富士も見れました。
富士山からみる夕焼けも感動的でした。
そしてやっと山頂に到着です。
達成感と疲労感でなんともいえない気持ちになりましたが
登って本当に良かった。
諦めなくて良かったと思いましたよ。
ここから地獄の下りが待っており本当に大変だったのですが
振り返ってみれば辛いのも良い思い出だなと思えます。
ここまで読んでそんなに辛いなら登りたくないと思うかもしれませんが
少しでも興味を持たれたのなら「登ってみてください」
きっと感動しますよ。
ここでちょっとだけアドバイスを。
僕は日帰りで富士登山を計画したのですが
初心者にはおススメ出来ません。
体力に自信のある方ならよいですが
ぜひ山小屋に泊まることを勧めます。
ご来光を見ることも出来ますし、なにより体力的に
休むことが出来るので絶対楽だと思います。
僕はフラフラになりながら登ったのと
出発の時間が遅れてしまったため
頂上の到着が遅れました。
下りが夜になってしまってかなり怖かったです。
（体力的にも辛かったです。本当は下りは楽なはずですが。。。）
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あらためて、登頂おめでとうございます。とお疲れさまでした。
影富士・夕焼け すごくきれいです。
大変だったようですが、諦めずに登って良かったですね。
キャンプと富士山と 良い夏になりましたね。(^_^)
by ヒロミ (2009-08-30 21:12)
ヒロミさん
ありがとうございます。
本当に良い思い出が出来ましたよ。
夏は暑すぎてなかなかわんこ達を
連れだせなかったので
秋はまたわんこ達と自転車旅行に
行きたいですね。
by 96 (2009-09-07 21:43)